11月8日は「いい歯の日」ですが、
皆さんは、一度の食事で何回噛んでいますか?
現代人は、昭和10年代と比べると
噛む回数が減っていると言われており、
半分以下の600回程度まで減少しているとか・・・。
ですが何故、よく噛んで食事をしないといけないのでしょうか。
それは、よく噛まずに食事をすると体に様々な負担をかけてしまうからなんです。
よく噛むことで得られる効果
- 胃腸の負担を減らす!
よく噛むことで食べ物が細かく、
消化しやすくなり、胃腸の負担が減ります。
- 脳を刺激する!
歯の神経は脳の中枢神経に繋がっており、
噛むことで神経を介して脳が刺激されます。
- 食材本来の味を楽しめる!
食べ物の形や歯ごたえ、食材本来の味を楽しめます。
- 食べ過ぎを防ぐ!
しっかり噛んで食べると、脳の満腹中枢が刺激され、
適量で満腹感を感じることができます。
- 口の周りの筋肉を鍛える!
口の周りの小さな筋肉が鍛えられ、口の動きがよくなります。
- 唾液が増える!
噛むことで三つの唾液腺が刺激され、唾液の分泌が促されます。
唾液の大切な働き
では、唾液が分泌されるとどのような効果があるのでしょうか。
- 消化を促進する
- 食べ物をまとめる
- 口内を掃除する
- 細菌の増殖を抑える
- 粘膜を保護する
- 虫歯を防ぐ
- 発音しやすくする
このように唾液には大切な働きがあり、この唾液の効果をしっかりと使う為にもよく噛むことが大切です。
また、よく噛む回数を増やす為に、調理のときは、噛みごたえをある食材を選んだり、食材を大きめに切る。
食べるときは、一口の量を少なく、飲み込んでから次の食べ物を口に入れる、飲み物で流し込まない事などを意識して心掛けていきましょう。