12月上旬までにワクチン接種を済ませましょう
インフルエンザウィルスは感染力が非常に強く、
日本では毎年1,500万人ほどが
感染すると言われています。
子どもや高齢者など免疫力があまり高くない人は
重症化しやすいので、特に注意が必要です。
インフルエンザ対策の重要な柱の一つが
ワクチン接種です。
インフルエンザに感染したとしても、
ワクチンを接種しておけば
症状が軽くて済むことがわかっています。
ただし、ワクチンを接種したからといって
すぐに効果が出るわけではありません。
効果を発揮するまでには2週間程度かかります。
インフルエンザが最も猛威をふるうのは
12~2月頃なので、遅くとも
12月上旬にはワクチン接種を済ませておくのが
望ましいといえます。
手洗いやうがいも忘れずに
ワクチンを接種してもインフルエンザの発症を
100%防ぐことはできません。
帰宅後の手洗いやうがいも忘れずに。
特にせっけんと流水での手洗いは、
手に付いたインフルエンザウィルスを
除去する効果があるだけでなく
これからの時期に多くなる風邪や
ノロウィルス対策としても有効です。
急に高熱が出たり、
関節痛や筋肉痛などの症状が現れたら
インフルエンザが疑われます。
早めに医療機関を受診し、治療を受けましょう。
自分の病気を早く治すことは
ほかの人への感染を防ぐことにもなります。
インフルエンザについてわからないことがあれば
気軽に薬剤師におたずねください。