夏は暑さで食欲がわかず、冷たい麺類中心の食事になったり、食事量を減らしたりして、栄養が偏りやすくなる事が多いです。さらに大量の発汗により、水分やミネラルを喪失してしまい、必要な栄養素が体内にいきわたりにくくなります。
夏バテの予防には、エネルギーを生み出す糖質、たんぱく質、脂質を摂取し、ミネラル・ビタミンが不足しないようにバランスよく栄養補給することがポイントです。
【おすすめ栄養素①:ビタミンB1】
ビタミンB1は、糖質を体内でエネルギーに変換するために不可欠な栄養素。疲労回復の効果があり、夏バテの予防にも重要なビタミンです。
豚肉、ウナギ、玄米など
【おすすめ栄養素②:ビタミンB2】
ビタミンB2は、特に脂質を体内でエネルギーに変換するのに不可欠な栄養素です。
レバー、牛乳、青魚など
【おすすめ栄養素③:たんぱく質】
たんぱく質は体の材料となる重要な栄養素です。
食欲がなくても摂取しやすい冷奴や茹で卵などで意識的に摂取しましょう。
肉類、魚介類、卵、豆製品、乳製品など
【おすすめの栄養素④:クエン酸】
クエン酸は、エネルギーを生み出す際に重要な役割を果たしている成分で、柑橘類などにも含まれています。疲労回復にも役立ち、糖質と一緒に摂取すると、疲労が溜まりにくくなります。
レモン、梅干し、柑橘類、酢など
また、旬の食べ物をとることも大事です。
旬の食材は味が濃厚でおいしいだけでなく、栄養価も高く、入手しやすいです。
特に夏野菜には疲労回復や食欲増進効果もあるので、暑い日々におすすめです。
トマト、ナス、とうもろこし、ピーマン、オクラ、ゴーヤなど