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胃腸の日

2002年に日本OTC医薬品協会が「胃に(12)良い(11)」という語呂合わせと、胃腸をいたわってほしいという願いを込めて、12月11日は胃腸の日と制定されました。

 

今回は胃を守るために大切なことをご紹介いたします。

 

①よく噛んで食べる

よく噛むことで唾液の分泌が促進され、唾液に含まれる消化酵素「アミラーゼ」などが、食物の分解を促進してくれます。

また、たくさん噛むことで食物が細かくなり消化器官への負担も軽減されます。

 

②食後は休息を取る

胃腸で食物を消化するためには大量の血液が必要です。食後すぐに運動をしたり、入浴をしたりすると、血液が分散して消化不良を起こしやすくなります。

食後30分から1時間程度はソファや椅子に座りゆっくりと休むことで消化不良の予防につながります。

 

③胃に負担のかかる食品の摂取を控える

脂肪分の多い食材や揚げ物は、消化に時間がかかるため胃酸を多く分泌させます。

また、アルコールやコーヒー、紅茶、緑茶なども摂りすぎると胃酸の分泌を多くしてしまうため、摂りすぎないようにしましょう。カフェインは胃酸の分泌を促す作用があり、胃が痛む時に飲んでしまうとさらに胃に負担をかけてしまいます。

 

④規則正しい食生活を送る

食事の内容も大切ですが、1日3回、規則正しく食事をとることも大切です。

食欲がないからと言って朝食を抜いてしまうと、胃が空っぽの時間が長くなりかえって胃が荒れる原因ともなってしまいます。

 

胃腸の調子は普段の食習慣に深くかかわっています。

忘年会などで暴飲・暴食になりがちな12月ですが、以上のことを心掛けて胃腸を守るためにも普段の食事を見直してみましょう。

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