10月に入り、過ごしやすい日が増えてきました。
季節の変わり目になるので体調に注意しましょう。

さて、10月10日が「目の愛護デー」と呼ばれているのはご存知でしょうか？
10 10を横にして見ると人の目と眉に見えるからだそうです。
近年、パソコンやスマートフォンなどのデジタル機器を使用される機会が増え、目を酷使している方も多いと思います。
今回は、目の疲れを解消してくれる栄養素を含む食べ物をご紹介いたします。

【ルテイン】
ルテインとは、目の中の水晶体や黄斑部などに元々存在している成分で、強力な抗酸化作用を持つ黄色の天然色素です。緑黄色野菜に多く含まれており、紫外線やブルーライトから目を守るため「天然のサングラス」とも呼ばれています。
小松菜、モロヘイヤ、ほうれん草、ブロッコリーなど

【アントシアニン】
アントシアニンはポリフェノールの一種で強い抗酸化作用を持ちます。
光を吸収し脳に視覚情報を伝える役割を持つ「ロドプシン」という成分の再合成を助けてくれます。疲れ目や視力低下の予防をしてくれます。
ブルーベリー、ぶどう、ナス、黒豆など

【ビタミンA】
ビタミンAは、目や気管、皮膚などの粘膜の形成や機能に関係しています。欠乏するとうす暗いところでものが見えにくくなる（夜盲症）ことがあります。また、目の表面にある角膜に涙を保持する層をつくり、目を乾燥から守っています。
うなぎ、レバー、ほうれん草、人参、卵黄など

【ビタミンC】
ビタミンCには、新陳代謝を促進する働きや、抗酸化作用があります。疲れ目、充血、白内障を予防してくれます。
いちご、キウイ、サツマイモ、ジャガイモなど

上記のように目に良い栄養素はたくさんあります。
バランスよく食事に取り入れてみましょう。
また、目はいろいろなものを見たり、光を感じ取ったりとても大切な役割をしています。
食事以外にも瞬きをしたり、遠くを見たりして目を労わってあげることも大切です。