足腰などと同様に、脳の働きは加齢とともに低下しますが
それを嘆いてばかりいては、脳の働きは衰える一方です。
常に生きがいや感をもって生さること。
それが脳を元気に保つ秘訣です。
国内外のさまざまな研究から脳が元気になる習慣がわかってきたので、脳が喜ぶ4つの習慣を、それぞれ見ていきましょう!
1.有酸素運動を行う
有酸素運動は酸素を継続的に体内に取り込みながら行います
これにより神経栄養因子が分泌され、神経細胞が活性化するようです
2.趣味を楽しむ
カラオケ、旅行、映画鑑賞など何でもいいので趣味を持ちましょう!
趣味を楽しんでいるときは、脳も一緒に楽しんでますよ~
3.食事に気をつける
さまざまな食品を取り入れることは、栄養バランスが整うだけでなく脳の機能維持にも役立つことが明らに!
4.コミュニケーションを取る
周囲の人と交流がなく会話もない人は、そうでない人に比べ認知症になりやすいとの報告があるようです!
積極的にコミュニケーションを取りましょう!
・・・・とは言いますが、何故、他の人とのコミュニケーション(おしゃべり)が脳に良いのでしょう?
それは、会話をするとき、相手の話を聞いて内容を理解し、返す言葉を選んで文章を組み立て声に出しています
これらを同時に行うため、脳は活発に働くんですね~
しかも3人以上での会話なら脳はより活発になりますよ!
また、ポジティブな話を見聞きし楽しい気持ちになると、脳に神経伝達物質のアドレナリンやドーパミンが放出され、脳の血流が増え、多くの酸素や栄養素が脳に運ばれ神経細胞が活性化します
こちらはイメージしやすいと思いますが、新しいこと、知らないことを知るということは脳にとって大きな刺激に!
おしゃべりも、知らない人とのほうが脳への刺激は大きく、脳の働きが活発になるので、挨拶だけでなく、天気などの話題でおしゃべりをしてみるのもいいかもしれませんね!
昔の写真や動画を見て思い出を語り合うと、過去の記憶が想起され脳が活性化されます。
これは「回想法」という、認知症予防法の一つで、回想法ライブラリー (NHK) では昔の映像が見られます
地域活動に参加している人は、参加していない人に比べて認知症リスクが低いとの研究結果があるようです
趣味の集まりに参加すれば、共通の話題で会話が弾み、色々な刺激になりますよね!
おしゃべりのための体操も大事!
舌や口の筋肉が衰えると言葉を明確に発音できず、おしゃべりをしにくくなりますので、トレーニングとして「パ」「夕」「カ」「ラ」をそれぞれ連続して早く発音しましょう!
舌や口の筋肉を鍛えることができますよ~
これらの事を意識しながら、毎日を楽しく過ごすだけでなく、脳の健康にもなりますよ!