誰もが避けられない老化。
でも“糖化”を予防することで、そのスピードを遅くしたり、
老化に伴う病気のリスクを軽減したりして
健康寿命を延ばすことは可能です。
・・・でも、そもそも“糖化”ってなんでしょう?
糖化とは、いわば体の“コゲ”です。
ホットケーキの美味しそうな焦げ目は、材料に含まれる糖と
タンパク質がくっついたものに熱が加わって焦げた為出来ます。
これが糖化で、体内でも同じことが起こります。
そして、その糖化がどんな影響を体に及ぼすのか。
糖化したタンパク質は、時間が経つとAGEs(週末糖化産物)
に姿を変えます。
AGEsは細胞や臓器に炎症を誘発して劣化させ、老化を促進します。
また、皮膚細胞がAGEs化すると、たるみやシワ、シミ、薄毛などが多い老け顔に。
他にも心臓病や高血圧、骨粗しょう症、アルツハイマー病、白内障など老年病を発症しやすくなります。
では、どのようにして糖化を予防していけばいいのでしょうか。
血液中にブドウ糖が多いほどタンパク質と結びつきやすくなり、
糖化が進みます。
そのため、糖化予防で重要なのは、血液中に含まれるブドウ糖の濃度、つまり血糖値に注目することです。
そして、食後血糖値の急上昇や高血糖状態が長く続くのを避けることが大事です。
血糖値を上げない食生活のポイント
・朝食は抜かず、間食はしない
・よく噛んでゆっくり食べる
・野菜から食べる
・甘いものや清涼飲料水を摂りすぎない
生活習慣を見直して抗糖化
・食後1時間以内に軽く体を動かす
・筋肉量を増やす
・睡眠を十分とる
・アルコールはほどほどに
・タバコを止める
これらを意識して、抗糖化生活に取り組んでいきましょう!